赤ちゃんが成長し、自分の力で移動できるようになることは、親としてとても嬉しいものですよね。
一方で、赤ちゃんの行動範囲が広がる事で、怪我や誤飲などの心配事が一気に増える時期でもあります。
赤ちゃんがずり這いを始める時期は、親が率先して赤ちゃんの身の回りの安全を確保し、赤ちゃんが安心して過ごせるスペースを用意することがとても大切です。
わが家の息子も生後6ヶ月頃にずり這いをマスターしたため、息子が安全かつ安心して過ごせる部屋作りを行いました!
今日は、そんなわが家の子ども部屋を写真付きでご紹介します^^
- 赤ちゃんが安全に過ごせる子ども部屋の作り方
- 赤ちゃんが安心して過ごせるモンテッソーリ流の子ども部屋の作り方
- わが家の子ども部屋を写真付きでご紹介
ぜひ最後までご覧ください。
0歳6ヶ月頃〜|ずり這いを始めた赤ちゃんが安全に過ごせる子ども部屋の作り方
ずり這いやはいはいができるようになると、赤ちゃんの行動範囲は一気に広がります。
この時期は、赤ちゃんが安全に過ごせる環境を整えるのが、親がすべきなによりも大切な仕事といっても過言ではありません。
赤ちゃんにとって危険な環境ってどんな環境なの?
一例ではありますが、以下のような環境があれば、きちんと安全対策することおすすめします!
赤ちゃんにとって危険な環境とその対策方法
- 赤ちゃんが安全に動き回れる場所と、そうでない場所が仕切られていない
対策例:ベビーゲートやサークルなどを使って仕切る - 赤ちゃんの手の届くところに誤飲しそうな小さなものがある
対策例:誤飲の心配があるものは赤ちゃんの手の届かないところへ - 赤ちゃんが触ると危ないもの(加湿器など)が床に置いてある
対策例:赤ちゃんが触ると危険なものは赤ちゃんの手の触れないところへ - 赤ちゃんが転落しそうな場所がある
対策例:ゲートやストッパーなどを設置し、赤ちゃんが誤って転落しないようにする - お風呂のお湯が張ってある
対策例:溺水事故を防ぐためにも、お風呂が終わったらお湯は必ず抜く
「まだこれは赤ちゃんにはできないだろう」と思っていても、昨日できなかったことが突然できるようになったりするので、油断禁物ですよ!
赤ちゃんの成長に応じて、その都度環境を見直すことが大切です。
実際にわが家の息子は、急に扉の開け閉めができるようになったり、ずり這いで移動してティッシュを食べたりして、親を驚かせました。
見つけたときは本当に焦ったよね・・・
ずり這いやはいはいが始まる時期の親の最大の役目は、赤ちゃんが安全に過ごせる環境を整えること!
親である私たちは先を読んで「危険を見極める力」と「片付ける力」を磨きましょう。
参考にした本>> はじめてママ&パパの育児
モンテッソーリ部屋づくり|0歳の赤ちゃんが安心して過ごせる子ども部屋の作り方
秩序の敏感期を知ることで、赤ちゃんが安心して過ごせる部屋が作れる
モンテッソーリ教育では、子どもが何かに強く興味を持ったり、同じことを繰り返したりする時期のことを「敏感期」と呼んでいます。
敏感期にはさまざまな種類がありますが、今回着目するのは「秩序の敏感期」。
秩序の敏感期にあたる時期は0歳6ヶ月〜3歳頃。
この時期の子供の特徴は、順番・場所・やり方・位置にこだわりを持つようになることです。
この秩序の敏感期では、秩序立てて家具を配置することやおもちゃを置く位置を決めることが大切です。
秩序が乱れると子どもは混乱してしまいます。
「いつもそこにあって変わらない環境」を作ってあげることで、子どもの安心感に繋がります。
秩序の敏感期(0〜3歳頃)の子どもの特徴
- 順番・場所・やり方・位置にこだわりを持つ
- そこにあったものが突然変わると、混乱したり、不安を感じたりする
- いつも決まった秩序があると安心する
0歳6ヶ月頃の子ども部屋の作り方
- 秩序立てて家具を配置する
- おもちゃや絵本の置き場所を作る
秩序の敏感期を知り、「いつもと変わらないスペース」を作って赤ちゃんを安心させてあげましょう!
わが家の子ども部屋を写真付きで紹介【モンテッソーリ教育】
実際のわが家の子ども部屋を写真付きでご紹介します。
わが家の子ども部屋情報
- 子ども部屋の広さは6.5畳ほど
- 夜は家族3人で寝る寝室にもなる
子ども部屋に用意した5つのスペース
- 赤ちゃんが寝るスペース
- お着替えスペース
- フリースペース
- おもちゃで遊ぶスペース
- 絵本を置くスペース
目的別にスペースを作ってあげることで、家具や物の位置が決まります。
秩序を整えてあげることで、赤ちゃんが安心して過ごせるお部屋ができますよ。
①赤ちゃんが寝るスペース
まずご紹介するのは、赤ちゃんが寝るスペース。
夜寝るときもお昼寝のときも、息子の寝る場所はこのスペースです。
最近は寝返りをうつようになってきたので、布団からはみでることもしばしば。
そのため、夜息子を寝かしつけるときは、息子の布団のとなりにぴったりと親の布団をくっつけるようにしています。
そうすることで息子は柔らかい布団の上を、もっと広く、自由に転がることができます。
②お着替えスペース
朝起きると、まずはお着替えから。
ハンガーラックから、今日着る服を選んで息子に着せます。
わが家のルール上、子ども服はこのハンガーラックに置ける分しか持ちません。
右側上段の引き出しにはパジャマと下着。
右側真ん中の引き出しにはTシャツ。
右側下の引き出しにはズボン。
このように、服はそれぞれ決まった場所に入れています。
朝お着替えするときは、こんな語りかけも行なっています。
私「ここから上の服を選ぶね。このTシャツにしよう。次はズボンを選ぶね。これにしようか。うん、可愛いね。」
語りかけをすることで、赤ちゃんは安心します。
また、いずれは自分で着たい服を選んで着られるようになってほしいと思い、キッズサイズのハンガーラックを選びました。
③フリースペース
わが家では6.5畳の子ども部屋全体を、息子が自由に動き回れるフリースペースにしています。
家具も置いてあるため、実質6畳ほどの部屋ですが、この広さでも、息子がずり這いするには十分な広さです。
子ども部屋とリビングの間にはベビーゲートを設置して、赤ちゃんがリビングに入ってこれないように安全対策をしました。
④おもちゃを置くスペース
ずり這いを始めた息子は、気づくとこのおもちゃ棚の前で遊んでいることが多いです。
最近、特に息子が気に入っているな、と感じるおもちゃは積み木のおもちゃ。
息子は積み木の入った箱から、自ら握りやすい積み木を選び、握ったり、舐めたり、床を叩いたりして遊んでいます。
飽きるとボーネルンドのルーピングやボールなど、他のおもちゃへと興味関心が移り変っていく姿も、観察するととても楽しいです。
わが家が息子のおもちゃ棚に選んだ棚は、無印のスタッキングシェルフです。
購入の決め手は、0歳の赤ちゃんでもおもちゃを取り出しやすい高さ(一段)で、成長に合わせて段数を増やしていけるところがいいなと思ったからです。
無印スタッキングシェルフの良い点
- 一段なので、0歳の赤ちゃんでもおもちゃを取り出しやすい
- 安定性があるため、つかまり立ちしても安心
- 成長に合わせて棚の段数を増やすことができる
無印スタッキングシェルフの微妙な点
- 角が面取りされておらず尖っていて危ない
対策:コーナークッションを使う
無印のスタッキングシェルフは、角が丸く面取りされていないため、万が一赤ちゃんが頭などをぶつけてしまうと怪我をする恐れが。
コーナークッションを使うことで安全対策することができます。
赤ちゃんが舐めてしまっても安心な素材を選ぶと安心です^^
⑤絵本を置くスペース
おもちゃ棚の上に作った絵本棚。
絵本を読み聞かせするときは、この壁にかけてある絵本の中から何冊か選んで読み聞かせをしています。
想像力が豊かな子に育って欲しいなぁ。
そんな思いで、生後間もない頃から絵本の読み聞かせを続けてきました。
絵本を読んでも特に何も反応してくれない時期もありましたが、今では息子は大の絵本好き。
いつの間にか、絵本の読み聞かせが、私と息子の大事なコミュニケーションの一つになっていました。
そんな絵本好きな息子のために作った絵本棚。
少し高さのあるところに絵本棚を作ってしまったため、何冊かの絵本は、息子の手が届くおもちゃ棚に置いています。
まとめ
赤ちゃんが動き回るようになると、どのように子ども部屋を作ろうかと真剣に考えるようになりますよね。
本記事でわが家が子供部屋をつくるときに大事にした二つの考え方についてご紹介しました。
ひとつ目は「子供が安全に過ごすことができる環境を作る」ということで、子供にとって危険な環境を排除することです。
ふたつ目は「子供が安心して過ごすことができる環境を作る」ということで、秩序に敏感な時期に「いつもと変わらないスペース」を与えるというモンテッソーリの考え方です。
これらの考え方を実現するために、いくつかの便利なアイテムを使って子供部屋の環境を作りました。
息子が部屋の隅々まで行き来したり、おもちゃ棚の前で遊んでいたりする姿を見ると、この記事で紹介したような部屋作りをして本当に良かったと思います!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!