こんにちは、うたのんです。
先日、自宅で息子のお食い初めを行いました!
お食い初め(100日祝い)とは、赤ちゃんが生まれてから100日目に行う、平安時代から続く日本の伝統行事です。
こどものためにお食い初めをしたいけど、どんなことをすればいいのかな?
お食い初めについて詳しく知りたいな。
この記事では、こんな疑問にお答えします。
自宅でお食い初めを実施するにあたり、お食い初めについていろいろと調べました。
本記事では、お食い初めについて調べたことを、実体験も踏まえて、写真付きでわかりやすくお伝えします。
- お食い初めの詳細
・お食い初めとは
・用意するもの
・やり方 - お食い初めをわが家で行った時の様子
ぜひ最後までご覧ください!
お食い初め(100日祝い・お箸初め・歯固め)とは?
お食い初めは、生後100日目の赤ちゃんに対して行う、平安時代から続く日本の伝統儀式です。
お食い初めは別名100日祝いやお箸初め、歯固めとも言います。
お食い初めの儀式を通して、赤ちゃんが無事に100日の節目を迎えることができたことへ感謝し、赤ちゃんの健やかな成長と一生食べ物に困らないようにと願う意味があります。
お食い初めの儀式は、生後100日目に行うのが一般的とされていますが、必ずそうしなければいけないというものではありません。
生後100日から120日までの間でみんなの都合の良い日に行うのがおすすめです。
お食い初め(100日祝い)で用意するもの
まず最初に、お食い初めで用意するものについてご紹介します。
お食い初めで用意するものは主に3つあります。
- お食い初め膳
- 歯固めの石
- 衣裳(儀式と記念撮影用)
それぞれ具体的に見ていきましょう。
❶ お食い初め膳(お祝い膳) ~食材と食器~
用意するものの1つ目は、お食い初め膳です。
お食い初め膳はお祝い膳とも言われ、縁起の良い食材を用意します。
具体的に用意する食材は、以下の5つです。
用意する食材
- ご飯もの:お赤飯など
- 汁もの:お吸い物など
- 煮物
- 香の物:漬け物や酢の物など
- 尾頭(おかしら)付きの魚:鯛など
※尾頭とは、尾と頭のついたままの魚のこと
食材を入れるための食器も用意しましょう。
一般的に、男の子・女の子で用意する食器の色が違います。
用意する食器
- 男の子
外側・内側ともに朱色の漆器 - 女の子
外側:黒色
内側:朱色の漆器
自分で食材を買ってきて作るのも良いですし、楽天などの宅配サービスなどを使って購入すると一式揃っているので便利です。
また、料亭やホテル、レストランなどでお食い初めを行うこともできます。
その場合、自分たちで用意するものは最低限(衣装など)ですみます。
自分たちの実施しやすい方法を選ぶのがおすすめです。
わが家はコロナ禍ということもあり、外出するのはやめて自宅で宅配サービスを使ってお食い初めをしました。
\ これ一式でお祝い膳・歯固めの石、全て揃います! /
❷ 歯固めの石 ~歯固めの儀式用~
用意するもの2つ目は、歯固めの石です。
歯固めの石は、歯固めの儀式で使います。
歯固めの儀式は、赤ちゃんに「石のように丈夫な歯が生えますように」と願って行う儀式です。
歯固めの石の入手方法は、河原で綺麗な石を拾ったり、神社に行ってもらう方法があります。
京都では歯固めの石を鴨川の河原で拾う習わしがあるそうです。
宅配サービスや外食を選択した場合は、あらかじめ用意されている場合もあります。
自分で準備する手間がかからないのでおすすめです。
\ 歯固めの石のみの購入も可能♪ /
❸ 衣裳 ~服装に決まりはあるの?~
用意するもの3つ目は、儀式を行うときに赤ちゃんが着る衣裳です。
伝統的にお食い初めの正装とされている衣装は、色つきの小袖です。
地域によっては、母方の実家から送られるのが習わしになっている地域もあるそう。
最近では、伝統的な小袖ではなく、袴風のロンパースやタキシードなどを選ぶ人も増えています。
わが家は袴風のロンパースを選びました!
この時のわが子の身長は60センチでしたが、サイズは少し大きめの80センチを選びました。
80センチでも大きすぎず、問題なく着せることができました。
一回限りでなく、長く使えるので、大きめサイズの衣装を買うことをおすすめします!
\ 袴風ロンパース /
お食い初めのやり方
お食い初めのやり方について説明します。
お食い初めには「食べさせ役」という人がいます。
また、赤ちゃんに食べさせる食材の順番も決まっています。
それぞれ詳しく説明します。
お食い初め「食べさせ役」は誰?みんなで交代でするのがおすすめ!
お食い初めには「食べさせ役」という人がいます。
長寿にあやかるという伝統から、親族の中の最年長の人が赤ちゃんの口に食べ物を運び、食べさせる真似をすることが良いとされています。
しかし、お食い初めは一生に一度の大切な行事!
最年長の人以外も、食べさせる真似をしたいはずです。
伝統にこだわりすぎず、みんなで交代で食べさせる真似をするのが良いでしょう^^
お食い初めのやり方|お祝い膳の食べさせ方と歯固めの儀式
お祝い膳を食べさせる真似をするときは、その年の恵方の方角に向かって食べさせる真似をします。
縁起が良いとされる恵方の方角には、その年の福徳を司る「歳徳神(としとくじん)」がいると言われています。
お食い初めでは、赤ちゃんにお料理を食べさせる順番が決まっています。
赤ちゃんに食べさせる真似をする順番(一例)
赤飯 → 吸物 → 赤飯 → 鯛 → 赤飯 → 吸物
赤飯 → 煮物 → 赤飯 → 吸物
赤飯 → 香の物 → 赤飯 → 吸物
赤飯 → 歯固めの石(※歯固めの儀式) → 赤飯 → 吸物 → 赤飯
わが家では赤ちゃんに食べさせる真似も歯固めの儀式も、全て夫が行いました。
儀式の後でうたのんは、自分もやりたかったと後悔していたよね。
動画を撮るのに夢中になりすぎて、すっかりやるのを忘れていました・・
かなり後悔しています(泣)
わが家は「今半」の宅配サービスを使ってお食い初めを行いました!
こちらの写真は、実際にわが家が用意したお食い初め膳です。
「人形町 今半」の通販で購入しました。(こちら)
「人形町 今半」は明治28年創業の、すき焼きが美味しいことで有名なお店。
人形町 今半の通販は、前日の15時まで予約が可能。
当日、指定した時刻にお祝い膳を届けてくれます。
かかった費用は送料・税込み6,480円(送料・税込み)でした。
使い終わった食器は、翌日取りに来てくれますがその費用も込みでした。
「今半」のお食い初め膳に入っていたものはこちら。
尾頭付き鯛・御赤飯・お吸い物・煮物・香の物・梅干し・歯固めの石
当日家にお祝い膳が届いたので、早速息子のお食い初めを行いました。
息子に袴風ロンパースを着せ、お祝い膳をテーブルに並べ、息子と一緒に写真を撮りました。
その写真がこちら!
袴風の衣装が似合っていてとってもかわいい〜!
その後は、家族写真をみんなで撮り、息子にお祝い膳を食べさせる真似と歯固めの儀式を行うという流れでした。
心の中で無事に成長してくれてありがとう、と感謝しながらお食い初めを行いました。
息子は終始笑顔で、楽しくお食い初めを行うことができました。
まとめ
今回はお食い初めの詳細(お食い初めとは・用意するもの・やり方)と、実際の様子について紹介しました。
お食い初めは赤ちゃんが無事に100日の節目を迎えることができたことへ感謝し、赤ちゃんの健やかな成長と一生食べ物に困らないようにと願う行事。
具体的には、お祝い膳を用意し、恵方の方角に向かって決まった順番で赤ちゃんに食べさせる真似をします。
お食い初めを通して、息子が健やかに成長していることに改めて感謝し、これからも大切に育てようと思いました。
お食い初めを行なって本当に良かったです。
最後までお読みいただきありがとうございました!