こんにちは、うたのんです!
今日は、妊婦健診費用と出産費用(分娩・入院)の内訳と総額についてご紹介します。
まず結論から言うと、今回私が出産するにあたり実際に負担した費用は、
・妊婦健診費用:82,195円
・出産費用(分娩&入院費用等):600,560円
合計682,755円でした!
なんと自己負担額が68万円を越えました・・。
妊婦健診費用と出産費用の合計が高額(682,755円)になった理由はこちら。
自己負担額が高い理由
- 妊婦健診・出産は健康保険適用外のため
- 全国平均で最も出産費用が高い東京で出産したため
- 個室を選んだので、差額ベッド代が発生したため
- 無痛分娩で出産したため
国や自治体からの助成金を使っても、半分ほどしか賄うことが出来ませんでした。
あらためて、今日の記事では妊婦健診費用と出産費用、また国・自治体からの助成金について詳しく解説していきます。
- 愛育病院で出産を検討している方
- 妊婦健診費用について詳しく知りたい方
- 出産費用について詳しく知りたい方
- 国・自治体からどんな助成金があるのか知りたい方
ぜひ最後までご覧ください^^
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【愛育病院】妊婦健診費用はいくら?
まずは妊婦健診でかかった費用がいくらか見てみましょう。
妊婦健診で支払った費用一覧
実際に私が支払った妊婦健診費用を一覧にして表にまとめました。
セミオープンシステムを利用したので、1回目から8回目には診療所に通い、9回目以降は愛育病院で妊婦健診を受けました。
◾️妊婦健診で支払った費用(助成金5,070円差引後)一覧
妊婦健診 | 支払った費用 |
---|---|
1回目 | 10,850円 |
2回目 | 1,930円 |
3回目 | 1,930円 |
4回目 | 3,630円 |
5回目 | 10,930円 |
6回目 | 5,930円 |
7回目 | 2,680円 |
8回目 | 7,020円 |
9回目 | 5,930円 |
10回目 | 20,035円 |
11回目 | 0円 |
12回目 | 11,330円 |
合計 | 82,195円‥① |
※妊婦健診1回目から8回目:セミオープンシステムを使って通った診療所に支払った金額
※9回目〜12回目:愛育病院に支払った費用・金額
妊婦健診(12回分)で実際に支払った費用は82,195円でした!
妊娠39週での出産となったため「妊婦健診受診票」は2枚余りました。
セミオープンシステムとは
セミオープンシステムについて説明します。
産科オープン・セミオープンシステムとは、病院の設備とスタッフを地域の診療所の医師に開放(オープン)して、共同で病院を利用するシステムです。
引用元:愛育病院ホームページ(リンクはこちら)
このシステムでは妊婦健診は近くの診療所で受け、分娩は病院や周産期センターで行うことにより、分娩の安全性と妊産婦さんの利便性を保ちながら、それぞれの医療機関の特性を生かした役割分担が可能となります。
セミオープンシステムを使うと、家から距離の近い診療所で妊娠34~36週頃まで妊婦健診を受診することができます。
コロナ禍なので、家から歩いていける距離の診療所に通えるのは安心でした。
【妊婦健診費用は健康保険適用外】住んでいる区から補助を受けられます!
妊婦健診も出産費用も、実は健康保険適用外です。
そのため、妊婦健診も出産費用も全額自己負担となります。
全額自己負担となれば、妊婦健診一回あたりの持ち出し費用が高くなってしまいます。
そのため、各自治体が母子手帳交付の際「妊婦健診受診票」を一緒に渡してくれます。
この「妊婦健康診査受診票」を使うことで、妊婦健診の補助を受けられるため、一回あたりの自己負担額が減額されます。
東京23区在住の方の場合、この「妊婦健康診査受診票」は全部で14回分貰えます。
一回あたりの助成金額は5,070円です。
病院への支払いにかかる実費は、この5,070円が差し引かれた金額が請求されるという仕組みです。
また、住んでいる区によって異なりますが、私の住んでいる品川区では「妊婦健診受診票」と一緒に以下も交付されます。
品川区で交付されるもの一覧 | 配布される数 |
---|---|
妊婦健診受診票 | 14枚 |
超音波検査受診票 | 1枚 |
妊婦子宮頚がん検診受診票 | 1枚 |
新生児聴覚検査受診票 | 1枚 |
妊婦歯科健康診査受診票 | 1枚 |
これらの受診票を使うことで、自分で支払う費用を抑えることができます。
「妊婦健診受診票」は23区とも14枚配布されますが、その他の交付物はは区によって変わるので注意が必要です。
たとえば、品川区では「超音波検査受診票」の交付枚数は1枚ですが、新宿区では3枚もらえます。
自分の住んでいる自治体によって、助成の手厚さが違うんだね!
私が住んでいる自治体はどうかな?
気になりますよね!
ご自身の自治体のHPに交付されるものが記載されているはずなので、ぜひチェックしてみてくださいね^^
【愛育病院】出産費用(無痛分娩・入院)はいくら?
つづいて、出産にかかった費用についてみていきましょう。
愛育病院からの請求額は100万円越え!出産一時金差し引き後の金額はいくら?
今回私は無痛分娩と異常分娩(吸引分娩)で出産しました。
出産・入院等に伴う愛育病院からの請求額は1,020,560円でした。
そこから出産一時金の42万円を差し引き、実際にわが家が支払った金額は600,560円でした!
内訳について詳しくみていきましょう。
◾️出産で支払った費用一覧
出産・入院等 | かかった費用 |
---|---|
入院料 | 82,000円 |
室料差額 (差額ベット代) | 40,000円 (20,000円/日) |
分娩介助料 | 525,000円 |
新生児管理保育料 | 140,000円 |
麻酔分娩管理料 (無痛分娩費用) | 200,000円 |
聴覚スクリーニング | 7,000円 |
一部負担金等 ※1 | 26,560円 |
小計 | 1,020,560円 |
出産一時金 | ▲420,000円 |
合計 | 600,560円…② |
持ち出し費用が高額になった要因に、差額ベッド代(4万円)と無痛分娩費用(20万円)があります。
愛育病院では入院予約の際、20万円をデポジットとして前もって支払う必要があります。
したがって、上記600,560円にはデポジットとして支払った20万円が含まれます。
※1:「一部負担金」は健康保険適用後の金額です。
出産に関する助成金はいくら?
国民健康保険に加入している場合、出産育児一時金が出生児1人につき42万円支給されます。
会社員の場合、加入している健康保険組合から出産育児一時金として42万円が支給されます。
私は専業主婦として夫の扶養に入っているため、夫が加入している健康保険組合から出産育児一時金の42万円が支給されました。
また、加入している保険組合によっては、別途祝い金が支払われることもあります。
わが家も職場の保険組合からお祝い金をいただきました!
妊婦健診・出産以外でかかった費用はどんなものがある?
先ほどの妊婦健診と出産費用の総額(682,755円)以外で、かかった費用は以下のものがあります。
- 妊娠検査薬代
- 母子手帳交付前の通院費
- 交通費(電車代およびタクシー代)
- 毎月の葉酸代 (妊活中から飲み始め、産後の今も継続中)
- 愛育病院のオンライン受講料
これらとは別に出産準備費用も別途かかってくるため、この一年で100万円は子供を産むために使ったことになります。
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どんな場合に申請するかというと、家族合算で支払った医療費が年間で10万円を超えたとき!
妊娠・出産のように高額な医療費を支払った場合、この制度を使うことで医療費の負担を減らすことができます。
医療費控除は年末調整では申請できず、必ず確定申告をする必要があります。
かなりの節税効果があるため、該当する方は必ず申請することをオススメします。
下記ブログにて、医療費控除について詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
わかること
- 医療費控除の仕組み
- 申請方法、など
まとめ|愛育病院の出産費用は高い!
今回のブログでは、妊婦健診と出産にかかった費用について書きました。
妊婦健診および出産で実際に支払った金額は、妊婦健診総額(①82,195円)と出産費用総額(②600,560円)合わせて682,755円でした!
区からの補助や助成金があっても、かなりの自己負担額になることが分かりました。
一方で、助成金があったおかげで麻酔分娩を選択することが出来たという側面もあります。
この記事を読んでくださった方が、ご自身の望む出産を実現するために、出産費用や助成金について詳しく知ることがとても大事だと思います^^
このブログ内容が少しでもお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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