【愛育病院】助産師外来で聞いたことまとめ-妊娠37週頃- (東京・田町)

基本的に旦那さんは、奥さんの希望を全て叶えてあげてください。
側にいて手を握ったり、体をさすったり、出産後はマッサージをしてあげてください。
夫婦間のコミュニケーションが上手くいくと、お産も上手く進みやすいですよ。

LDR室に入っている間は立ち会いすることが可能です。

出産後、LDR室には2時間滞在することができます。
売店が開いている時間であれば、旦那さんにそちらで買ってきてもらうことが可能です。
また、院外に出てコンビニなどで買ってくることも可能です。
(頻繁な外出はあまり推奨していないとのこと)

計画無痛分娩は初産婦さんはできません。
経産婦さんなら可能です。

撮影は原則できません。
理由は医師やスタッフの顔が映ってしまうからです。

SNSの普及によりプライバシー保護を考慮して、出産時の動画と写真撮影は出来なくなりました。

ただし、出産後スタッフ等がいない時や、写真撮影OKの指示が出た時は、写真や動画を撮ることは可能です。

当院から直接お渡しはしてないですが、赤ちゃんについた臍の緒を持ち帰ることは可能です。

入院中に臍の緒が取れることもあるので、保管ケースを準備しておいた方が安心かもしれませんね。

浣腸はしませんよ。

現在のところ(2021年10月時点)、コロナの影響で面会は一切禁止となっています。

特に決まりはありません。
匂いがきついものなどはやめておいたほうがいいかもしれませんね。

当院にも用意があるので、そちらで練習するのはいかがですか？
持ってきても良いですが、荷物になるのであまりお勧めはしません。

授乳クッションは一人一個ありますよ。
ご自身のベッドでも使用可能なので持ってくる必要はありません。

しかし、円座クッションは一人一個なく、借りられないこともあるため、ご自身で用意しておいてもいいかもしれませんね。

売店が開いている時間であればいつでも行って大丈夫ですよ。
貴重品の持ち込みは可能です。

また、財布が入るくらいの大きさの金庫も部屋にありますよ。
ただしあくまでも自己管理となります。
お金やアクセサリー等が無くなっても病院は責任を持ちません。

大部屋から個室への変更は可能です。
ただし、個室希望者は”ウェイティングリスト”に記載され、先に希望した方から順に個室が空き次第案内されます。

空きがない場合は案内が出来ないため、個室希望の場合はすぐに申し出た方が良いかと思います。

当院で一番高額な7万円のお部屋に案内された方のみ、個室のランクダウンは可能です。

しかし、他の個室から個室への移動はできません。
(例：35,000円の個室から20,000円の個室への変更は不可)

スクワットや手すりを持って階段の昇り降りをすることをお勧めします。
今の時期(妊娠37週)なので、お腹が張ってもやめずに続けてください。
赤ちゃんが下におりてきやすくなりますよ。

胸がドキドキするくらいのスピードで、1日あたり1時間から2時間くらい歩くようにしてください。

ぜひ今からマッサージを始めてください。
赤ちゃんは乳首から乳輪にかけて咥えますが、乳首が柔らかくないと上手く咥えられないので、マッサージで柔らかくしておくことをお勧めします。

実はおっぱいは赤ちゃんが初めておっぱいを吸い始めてから三日後に出るようになると言われています。

出産直後はしんどいかもしれませんが、2、3時間おきに頑張ってあげることで、退院後もスムーズな母乳育児に進むことができると思いますよ。

私たちは“耳たぶくらいの柔らかさ”を目指しましょうとよく言います。
ただし、数日、数週間ではそうはなりません。
根気よく続けることが大切です。

会陰マッサージはしても良いです。
しかし、会陰マッサージをすれば分娩時に裂けにくくなるというエビデンスが認められていないため、積極的にはお勧めはしていないんです。

マッサージ方法としては、滅菌済オイル(オリーブオイル)等を使って、綺麗に洗った手でマッサージしてみてください。